Creator's favorite vol.1　南貴之（Alpha代表）

モノをつうじて繋がるSNS〈Sumally〉がキュレーターとなり、各界を代表するクリエイターに〈karrimor〉の魅力を語ったもらうこの企画。第1回目は、世界各地を飛び回り、「1LDK」などの人気セレクトショップのバイイングを多数手がけてきたクリエイティブ・ディレクターでAlpha代表の南貴之さんをフィーチャー。職業柄、モノ選びにはこだわりを持つ南さんが太鼓判を押す、キャリーバッグ〈airport pro〉の魅力とは…？

キャリーバッグなのにリュックのように扱える

洋服の買い付けで世界を飛び回っていた時と比べるとずいぶん海外に行く機会は減りましたが、1〜2泊ぐらいの国内出張には、毎週末のように行っています。国内の場合、荷物は大きめのリュックひとつで済ませてしまうことが多いので、キャリーケースなのにリュックのように背負えてしまう、「airport pro」の収納式ショルダーハーネスという機能はとても気に入っています。また、キャリーバッグとして使用するときも、タイヤの回り方がとても滑らかで、陶器やガラスのうつわなど比較的重量のあるものを詰めても、軽快に持ち運ぶことができました。この機動性の高さは、ハードキャリーケースには無い魅力ですね。

簡潔に取り出せるよう、細かく小分けしたパッキングが好き

中身がなるべく整理されていて、取り出したいものが簡潔に取り出せるパッキングが好きなので、僕も商品開発に関わった「LORINZA」トラベルラインのバッグインバッグは、旅に欠かすことのできない存在です。白いTシャツや下着などを「7Day’s Bag」のポケットに1日分ごと入れて、あとは最低限の服や靴をガサガサッとキャリーケースに詰めてパッキング完了、という感じがほとんどですね。さらにこの「airport pro」には、フロントコンパートメントや内側のオーガナイザーなど、用途ごとに区分けできるスペースが確保されているので、とても使いやすいです。

LORINZAのポーチ

No1からNo3までサイズ違いで揃えられたポーチ。それぞれに下着、
Tシャツ、シャツを収納するのが南流

LORINZAの7DAYS BAG

1週間分の靴下やハンカチなどを区分けできる便利アイテム。
ソックスはTシャツでおなじみの「ギルダン」がお気に入り。

BEST PACKING STOREのシートマット

クッションの効いたシートマットは、公園のベンチでひとやすみ、
なんて時にも重宝。

STUSSY Livin’GENERAL STOREのポーチ

キャンバス素材の頑丈なポーチには、ガジェットや
香水などをガサッとイン。

Baxter of Californiaのグルーミングセット

南さんの身だしなみを支えるのは、西海岸生まれのクールな
メンズグルーミングブランド、バクスター。

STUSSY Livin’GENERAL STOREのマルチケース

パスポートや書類、領収書などを入れておくという
PVC素材の多目的ケース。

とても重宝する「デタッチャブルリュック」

フロント部分を取り外すと小型デイパックになる、「デタッチャブルリュック」という仕様もよく考えられていますね。出張時にありがちな、宿泊先へチェックインしたあとすぐに出かけなければいけないという場合でも、あらかじめ身の回りのものを詰めておいたリュック部分を外して持っていけばいいだけなので、とても重宝しています。

シンプルなデザインと高い機能性

Karrimorの製品を使うのははじめてだったんですが、デザインもヨーロッパのアウトドアブランドらしくシンプルで良いですし、内臓されたレインカバーなど機能面でも細かい配慮が行き届いていて、旅の良きパートナーとして長い付き合いになりそうです。もし「airport pro」を別注できる機会があれば、ロゴを本体と同色にしてみたいですね。その方が「おっ、あのバッグKarrimorなんだ」という驚きがあって、おもしろいんじゃないかなと思います。

今回のおすすめアイテム

airport pro 70

[ エアポート　プロ 70 ]
収納式ショルダーハーネスを装備し、ザックのように背負える機動性が魅力のキャリーバックです。さらに機内持ち込みや現地行動時に便利なデタッチャブルデイパックや、レインカバーも装備。本体にはより信頼性の高い生地を採用。長期出張にも対応する70サイズ。

ポイント

• ジッパーで脱着できるデイパック付き
• 直立時の安定性に優れた作り
• フックで取り付けられる、収納式ショルダハーネスを背面に配置

南 貴之

alpha代表／Creative Director／Branding Director
H.P.FRANCE在籍時に数多くのショップを立ち上げ成功に導いた後、独立。大人気ショップとなった「1LDK」の総合ディレクションを手がけた他、ショップやブランドのコンサルティング、空間デザインなど幅広い分野で活躍中。今年2月には自らセルフプロデュースする新ショップ「Graphpaper」を渋谷区神宮前にオープンした。