世界中を旅するTRANSITの取材班が、毎号特集国にあわせてkarrimorを現地に携行。
連載第10弾は「ブラジル」。rancs 28を旅の相棒にブラジルを巡りました。
ここでは、誌面に掲載しきれなかった写真とエピソードを紹介。
取材班が辿った取材の舞台裏をお楽しみください。
アマゾンの恵み いっぱいの魚市場
アマゾン川最大の都市マナウスの魚市場には、川で釣られた多種多様な魚が運び込まれる。世界最大の淡水魚ピラルクーや、高級魚として知られるタンバキなどは、街中のレストランでも定番の人気メニュー。
サッカー観戦者は選手と一心同体
マナウス郊外で行われたアマゾナス杯の試合。サポーターは試合前からサンバのリズムで会場を盛り上げる。サッカー専用スタジアムのためフィールドとの距離が近い。試合開始後も、選手と呼吸を合わせるようにプレーに一喜一憂。
マナウス郊外の川岸リゾート
マナウス郊外のリゾート「ポンタ・ネグロ」には、白砂を敷き詰めた「アマゾンのコパカバーナ」が広がる。ビーチでサッカーボールを蹴り合い、波打ち際で水遊びに興じ、家族連れや友人同士で休日のひとときをすごす。
アマゾン川の絶品魚料理
マナウスのレストラン「Peixaria do Largo」でオーダーしたタンバキのグリル。炭火で焼き上げた白身は、脂分も落ちていてぺろりと食べられる。みじん切りにした野菜を和えたドレッシングをかけて。お値段は2000円ほど。
水の街へ
マナウスから飛行機で1時間半ほど奥地へ行った所にあるテフェは、アマゾン川と一体化した街。水上のフローティングハウスや、川沿いに並ぶ家々に、6万人ほどが暮らす。
テフェに残るキリスト教の遺産
テフェには17世紀からポルトガル人の宣教師たちが入植して、布教活動をしていた。そのため、今でも石造りの建造物が残る。街からボートで30分ほど遡った川岸には修道院があり、アマゾン奥地で永遠の眠りについた宣教師の墓が残されている。
原生林が生い茂る自然保護区へ
テフェからボートで1時間半ほど奥地へ行った場所にあるマミラウア自然保護区は世界自然遺産に指定されている。保護区内にある「Pousada Uacari Lodge」は観光客が唯一滞在できる場所。乾期と雨期で水位が10mも変動するため川面に浮いた構造になっている。
船で行くアマゾン川下り
テフェからフェリーに乗って2日間かけてマナウスまで川を下る。地元の人が足として使う船は毎日出港。途中で4つほどの街に停泊しながら、人と物資を運ぶ。アマゾンでは陸ではなく、川が交通網として機能している。
フェリーに流れるゆったりとした時間
利用客たちはハンモックを吊り下げて寝泊まりする。高低差のほとんどない川の流れに合わせるように、船での時間はゆっくり流れていく。
デッキ上で感じる大自然の息吹
最上階のデッキでは、椅子を並べてぼんやり景色を眺めたり、星空を見上げたり。ときおり雨雲がやってきて、すごい勢いの雨を降らせる。
- TRANSIT 編集部
原生林の合間を縫って流れるアマゾン川をたどったジャングルの旅。雨期(12月から7月頃)は乾期より水面が10mも高いので、ジャングルの大半は水没しており、カヌーでめぐることになる。水面が高いために、乾期よりも動物たちはより間近に。アマゾン奥地の村に行けば、自然のリズムに合わせて穏やかに暮らしている人々に出会うこともできる。
今回持っていった〈lancs 28〉はボトムにレインカバーを内蔵している。アマゾンのスコールは日本とは比べようもないくらいに激しいので、バッグの中身を水から守るためにも、すぐに取り出せる設計は助かる。容量が28リットルあるので、撮影や取材に持っていくのにはちょうどいいサイズ。中にカメラを入れて、サイドのポケットに三脚を装着すればけっこうな重さになるが、背面にアルミバーが入っているので安定していて、重さも軽減される。
karrimorとブラジルを旅して
- [ ランクス 28 ]
ライトトレッキングに最適なコンパクトなモデル。A4ファイルを収納することができ、使い勝手の良い2コンパートメントを採用しています。アウトドアからタウンまであらゆるシーンで活躍します。日帰り登山や軽いトレッキングにぴったりのエントリーモデル。小型かつ軽量でありながら2気室構成で、荷物のパッキングや出し入れが簡単。背面に配置されたアルミバー付きプレートが安定感やフィット感を高めています。ポイント
- アルミバー付きプレート
- 使い勝手のよいフロントポケット
- レインカバー内蔵
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